ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

クリーム「クリームの素晴らしき世界」



60年代ロックの名盤、今聴くと色々な発見があるかも。

ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー、エリック・クラプトンのトリオ・バンド、クリームの3枚目のアルバム。1枚目がスタジオ録音、2枚目がライブという変則的な内容になっています。ロックの名盤としてはずせない作品です。

ギタリスト的にはクラプトンの名演「Crossroads」が収録されているアルバムとして認知されていると思います。ロック・ギターの教科書的な演奏がてんこ盛り、勉強になるフレーズが盛りだくさんです。はっきり言ってこのアルバムのクラプトンのフレーズをコピーしまくって自分の手癖にしているギタリストは世界中に数え切れない程存在していると思います。ロック・ギターの礎となる名演奏が盛りだくさんです。今聴いても全く色褪せてません。
このバンド音楽性ってけっこうきちんと語られる事ってあまりなくて、ライブのインプロビゼイションの事のみが話題というかポイントとして語られる事が多いです。しかし、しっかりとした音楽的な世界観も構築されている事がこのアルバムのディスク1(スタジオ録音)を聴くと解ります。音楽的な主導権を握っていたのはジャック・ブルースである事が解ります。「Passing The Time」「As You Said」「Pressed Rat And Warthog」あたりはアコースティック・ギターが入っていたり、クラシカルな感じで弦楽器や管楽器が入ってたりします。後に台頭してくるプログレッシブ・ロックのテイストも感じます。これらの曲を聴いて感じるのは音楽的なキャパシティ(演奏能力とは別)が当時はジャック・ブルースにクラプトンは全然敵わなかったんだろうなーという事ですね。本人もその事は自覚していたらしく、次のアルバム「グッバイ・クリーム」ではジョージ・ハリソンとの共作で「バッジ」という曲を作っています。ジョージとの交流をきっかけに自己の音楽性を広げようとしていたんでしょうね。

「White Room」「Politician」「Born Under A Bad Sign」リフがメインのこれらの曲の印象が強くて、アルバム全体がこんなトーンかなーと思っていたら案外そうでもないんですよね。

トラックリスト

ディスク:1

  1. In The Studio: White Room
  2. In The Studio: Sitting On The Top Of The World
  3. In The Studio: Passing The Time
  4. In The Studio: As You Said
  5. In The Studio: Pressed Rat And Warthog
  6. In The Studio: Politician
  7. In The Studio: Those Were The Days
  8. In The Studio Born Under A Bad Sign
  9. In The Studio: Deserted Cities Of The Heart

ディスク:2

  1. Live At The Fillmore: Crossroads
  2. Live At The Fillmore: Spoonful
  3. Live At The Fillmore: Traintime
  4. Live At The Fillmore: Toad

クリームの他の作品はこちら

フレッシュ・クリーム

「カラフル・クリーム」

「グッバイ・クリーム」

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