ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

スティーリー・ダン「Chicago 2009/Radio Broadcast」「RoyalScan」再現ライブです。

最近のラジオ音源の怒涛のリリースラッシュについて考える

このアルバムの音源、YouTubeにアップされています。「RoyalScan」のアルバム・レビューでも紹介しましたが正式にリリースされてました。既に若干入手困難っぽくなっています。恐るべし。

2009年のツアーって特別だったらしい。

スティーリー・ダンマニア必須の書籍「スティーリー・ダン大辞典」によると2009年のツアーは「Royal Scam」「Aja」「Gaucho」の全曲再現ライブがあったらしいです。「Aja」「Gaucho」の全曲再現のライブも是非聴いてみたいのですが「Royal Scam」
の全曲再現ライブの際はなんとラリー・カールトンがゲスト参加しています。今回リリースされた音源は9月3日のシカゴ・シアター公演の模様がラジオ番組用として残っていてそれがリリースされた模様です。ジョン・へリントン、ウォルター・ベッカーの2人のギタリストの他にラリー・カールトンがゲストで参加しているという感じです。

枯れきったラリー・カールトンの演奏が微妙かも。

このサイトでも何度も紹介していますが、70年代のラリー・カールトンの名演中の名演の「Kid Charlemagne」でスタートします。もう、本当にカールトンって感じの演奏ですね。さすがにレジェンドの域に入っている事もあり「枯れてるなー」って感じです。音色も殆ど歪んでいないナチュラルな音色です。なんかしっくりこない感じですが生で演奏観たら全く印象違うのかなーとも思います。「Don’t Take Me Alive」も思いっきりカールトン節が全開です。ジョン・ヘリントンがラリー・カールトンっぽく演奏する事が上手なので音だけ聴いているとどちらかわからなくなる事もあります。

「Everything You Did」のスタジオ版と微妙に違ったアレンジが素敵です

オリジナルのアレンジもレゲエっぽいのですがこのライブのアレンジも違った感じでレゲエっぽいです。あまりライブでレゲエっぽいリズムの曲ってやってなかったと記憶していますがどうなんでしょう。ドナルド・フェイゲンの気まぐれなんでしょうか。それともラリー・カールトンのアイデアなんでしょうか。気になるところです。ラリー・カールトンのソロも冴えています。なんと、この曲でジョン・ヘリントン、ラリー・カールトン、ウォルター・ベッカーのギター・ソロの掛け合いが聴けます。結構必聴です。(違っていたらごめんなさい・・)

Disc2はヒット曲のオンパレードです。スティーリー・ダンのお二人はヘロヘロですが脇がしっかりサウンドを固めています。

後半はライブではお馴染みの曲のオンパレードです。ドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカーのお二人は後半ちょっとお疲れかなーって感じです。この頃のバックのメンバーってほぼ固定化されているみたいで演奏自体はしっかりまとまってますねー。
ジョン・ヘリントン、キース・カーロック等お馴染みのメンバーは期待通りの仕事をしています。ギタリスト的にはジョン・ヘリントンの演奏が要チェックかと。正直な話ラリー・カールトンよりもラリー・カールトンっぽい演奏をしています。というかスティーリー・ダンに必要な演奏をしています。あのテイストで演奏できるからドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカーに気に入られているんでしょうねー。

この頃のツアーメンバーが結局最強かも。

90年代中盤からライブ活動を再開した結果、ミュージシャンをどんどん入れ替えるよりも固定のメンバーで演奏するほうがよくなってきたんでしょうね。若い頃はツアーに出る事が非常に苦痛だったみたいですが。年齢を重ねて考えが変わったのでしょうか。

最近のライブ音源リリースラッシュについて

よくわからないのですが60年代後半から2000年代までのレジェンドと言われる大御所ミュージシャンのライブ音源(殆どがライブ音源?)が怒涛の如くリリースされています。
一昔前だったら俗に言われる「海賊版」といわれるものだったと思うのですが最近何故か堂々とオフィシャルにリリースがされています。これって法的な課題がクリアになっているからという事だと思うのですが、ミュージシャン側にインセンティブがしっかりフィードバックされているのであれば良いのですが・・

スティーリー・ダン「Chicago 2009/Radio Broadcast」Disc1

1.Teenies Blues
2.Kid Charlemagne
3.The Caves Of Altamira
4.Don’t Take Me Alive
5.Sign In Stranger
6.The Fez
7.Green Earrings
8.Haitian Divorce
9.Everything You Did
10.The Royal Scam

スティーリー・ダン「Chicago 2009/Radio Broadcast」Disc2

1.Hey Nineteen
2.Dirty Work
3.Black Friday
4.I Got The News
5.Aja
6.Parker’s Band
7.Peg
8.Third World Man
9.Piano Intro / Josie
10.Reelin’ In The Years
11.Last Tango In Paris

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