ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

リー・リトナー「キャプテン・フィンガーズ」:フュージョン系アルバムの名盤です。


77年発表のリー・リトナーの代表作。今聴いても新鮮です。

70年代後半のクロスオーバー・シーン、フュージョン・シーンを語る際に欠かせない作品です。当時日本でもこのアルバムはかなりヒットしたみたいですね。なんとなく記憶に残っている感じがします。

一曲目の「キャプテン・フィンガーズ」が全てかも。

何と言ってもこのアルバムを語るには一曲目の「キャプテン・フィンガーズ」を語らない訳にはいかないでしょう。簡単に弾けないテーマ、複雑なリズム、そして怒涛のユニゾンの嵐。これが決まれば相当気持ち良いと思います。(演奏する側がですが・・)腕に自信があるギター少年はこぞってコピーしていました。当時は相当インパクトがあったと思います。ここまでやってる曲ってなかったような気がします。当時のプログレ界もここまでやってなかったような気がします。アメリカのジャズ・シーンというよりイギリスのジャズ系の音楽シーンに衝撃を与えていたとの事です。この限界ギリギリのアプローチがジェントル・ソウツに引き継がれていきます。演奏のレベルの高さは言うまでもないのですが、楽曲の完成度もかなりのものだと思います。発表されて30年以上経過していても色褪せて聴こえないのはそんなところに原因があるんでしょうね。

発売されて37年、再発見が色々あります。

今回聴き直して知ったのですがリトナー以外のギタリストもこのアルバムに参加しているみたいで(ギタリストのアルバムで自分以外のギタリストが入ってるってあまりないと思うのですが・・・・)ジェイ・グレイドン、レイ・パーカー・Jrが参加しています。特にレイ・パーカー・Jrはよく聴くと一発で彼と判る演奏をしています。リズム・ギターのお手本のような演奏です。
あとスティービー・ワンダーのカバー「可愛いアイシャ」でビル・チャップマンがヴォーカルとしてフューチャーされています。当時は殆ど無名だったと思うのですが先見の名ってやつでしょうか。まあ、ぶっちゃけ大人の事情で売れて欲しいというところもあり、一般のラジオ局(ジャズ専門ではなく)でもオンエアされやすい曲を入れておけみたいなところもあったんでしょうね。でもそれがアルバム全体から浮いている感じもなく良い感じではまっています。 さすがです。

「キャプテン・フィンガーズ」って本当に名盤ですよね。

アルバム全体の構成がしっかりして完成度が非常に高いです。70年代に発表されたフュージョン系のアルバムってこんな感じの「非常に完成度が高い名盤」って多いような気がします。はやり時代の「空気」がそういった名盤を生んだのでしょうか・・・

曲目紹介

1. キャプテン・フィンガーズ

2. ドルフィン・ドリームス

3. フライ・バイ・ナイト

4. マルガリータ

5. 可愛いアイシャ

6. スペース・グライド

http://youtu.be/iuZLV0VtRYg

7. サン・ソング

リー・リトナー&ジェントル・ソウツ「ジェントル・ソウツ」のアルバム・レビューを確認する。

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