ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリン」


伝説の怪物バンドのデビュー・アルバム.ファースト・アルバムっぽくない完成度が素敵です。

解散して40年以上経過しているのにも関わらず、未だに世界中のロック好きのハートをワシづかみするバンド、レッド・ツェッペリンの1969年に発表されたデビュー・アルバムです。

レッド・ツェッペリンのアルバムはどのアルバムも最高傑作?

ツェッペリンのアルバムはどれも完成度が高く、それぞれのアルバムをファンが高く評価しています。同時代に活動していた他のバンドとその点が確実に違います。ディープ・パープルだと最高傑作は「イン・ロック」か「マシン・ヘッド」か「紫の炎」って感じになると思うのですが、ツェッペリンの場合なかなかどのアルバムが最高傑作か選ぶとなると多種多様な意見があってなかなか纏まりません。一般的には4作目のアルバムが代表作的な感じになっていますが、アマゾンのレビューを読んでみるとなかなかそんな感じで意見は纏まってません。
ちなみに個人的には「プレゼンス」が最高傑作だと思っていましたが、最近「フィジカル・グラフィティ」かなーなんて思っている今日この頃です。

荒削りなところがいいかも

ツェッペリンのアルバムはどれも完成度が高いと先に書きましたが、このアルバムに関しては、他のバンドの作品に比べたら遥かに完成度は高いですが、ツェッペリンの他のアルバムに比べたらそうでもないです。但し、その完成度が高くない感じ、荒削りな部分がこのアルバムの魅力になっているような気がします。

ざっくり「レッドツェッペリン」を紹介

全体として曲調はバライティに富んでいます。ハード・ロックの礎的な「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」「コミュニケイション・ブレイクダウン」「ハウ・メニー・モア・タイムズ」当時のトレンドだったブルース系の曲「ユー・シュック・ミー」「君から離れられない」アコースティックな感じの「時が来たりて」インドの民族音楽っぽい「ブラック・マウンテン・サイド」若干プログレっぽい不気味なリフとバイオリンの弓を使った奏法が印象的な「幻惑されて」等です。当時のイギリスの音楽シーンのトレンドを取り入れつつ新しい音楽的な潮流もとりいれられています。そのあたりはプロデューサーを兼ねているジミー・ペイジの強かな計算があったみたいですね。

ジミー・ペイジの野心と戦略がこのアルバムから伺えます。

ブルースをベースにしたロックっぽいアプローチはクリームやジミ・ヘンドリックスが既に自分達のサウンドに取り入れていましたが、それ以外にも音楽的な引き出しの多さが当時の他のバンドとの圧倒的な差だったと思います。それはギタリストというよりもプロデューサー、クリエイターとしてもジミー・ペイジの才能に負うところが大きかったと思います。当然70年代の音楽的潮流を作ってくべき野心と戦略があったみたいですね。ヤードバーズのメンバーでは役不足だった事は明らかで早々に新しいバンドを作るべく動いていたみたいですね。そこで見つけたジョン・ボーナムとジョン・ポール・ジョーンズの最強のリズム・セクション。そして圧倒的なロバート・プラントのヴォーカル。独特な「うねり」を感じさせるリズムはロックというよりはソウル系、ファンク系に近いものがあります。90年代に台頭してきたミクスチャー・ロック系のバンドの多くがツェッペリンの音を模倣しています。ツェッペリンのサウンドって時代を超えて「カッコ良い音」なんだと思います。

個人的には69年~71年位のライブパフォーマンスが必聴かなと。

最近の音源発掘ブームのあおりでレッドツェッペリンのファーストアルバム発表後のライブ音源が湯水のようにリリースされています。個人的にはこのデビュー直後のライブパフォーマンスが個人的には一番好きです。レパートリーが当然少ないので(当時一枚しかアルバムを発売していないので)カバー曲を結構演奏しています。アルバムに収録している曲も結構長尺にして演っているところが圧倒的です。ジョンボーナムの破壊力が炸裂しています。あの感じがかなり衝撃を与えていたみたいです。ジミー・ペイジもまだしゃきっとしています。

60年代のライブ映像。YouTubeからひろってみました.

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