ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

クインシー・ジョーンズ「スタッフ・ライク・ザット」


豪華絢爛、捨て曲なしの名盤

1978年発表の作品。このあとマイケル・ジャクソンやジョージ・ベンソンの一連のプロデュース作品や「愛のコリーダ」の大ヒットに繋がる源泉となる作品です。

とにかく参加ミュージシャンが豪華

まあ、とくかく参加ミュージシャンが豪華です。主なメンバーとして、スティーブ・ガッド(Dr)、エリック・ゲイル(G)、リチャード・ティー(key)のStuffのメンバー、その他にアンソニー・ジャクソン(B)、デヴィッド・T・ウォーカー(G)、マイケル・ブレッカー((Sax)、ハービー・ハンコック(key)、ワー・ワー・ワトソン(G)、チャカ・カーン(Vo)、ルーサー・バンドロス(Vo)等・・・・・全てではないですがこんな感じです。
クインシー・ジョーンズのアルバムってとにかく参加ミュージシャンが豪華ですよね。
(これは今も昔も変わらない)
黒人音楽全般が80年代に向かって変わろうとしている時の過渡期のタイミングに発表されたアルバムです。黒人音楽だけではなく、その時に流行っている色々なジャンルの音楽から良い所だけチョイスをしてそれを混ぜ合わせ、さらにそれを美味しくするというアプローチでアルバムを制作しています。まあ、それが毎度クオリティが高いので文句を言う人もいないんでしょうね・・参加ミュージシャンもその時々で旬なミュージシャンを使う事が多く、このアルバムを制作時はStuffのメンバーが呼ばれています。

「テル・ミー・ア・ベッドサイド・ストーリー」について

この作品を語る時に避けて通れないのがハービー・ハンコックが作った「テル・ミー・ア・ベッドサイド・ストーリー」という曲についての逸話でしょう。聴けば判るのですがこの曲明らかにアドリブ・プレイと思われるフレーズをストリングスが演奏している箇所がります。なんとこの部分、ハービー・ハンコックのアドリブ・プレイを採譜して、それをストリングスが演奏しているという何とも豪華なものです。必然性があったかどうかは疑問符がつくと思いますが、なんともまあ、豪華な曲になっている事は間違いないです。
(という事は必然性があったという事かもしれませんが・・)

「スーパーウーマン」について

スティービー・ワンダーの有名な曲です。驚くのは全くアレンジが違っていて「こんなに違うんだったらカバーしなくても良くない?」と思える事です。
とここまで書いて気が付きました。オリジナルの曲の前半部分をすっ飛ばして後半部分をカバーしているみたいです。と書いてしまっていますが、完璧にクインシー・ジョーンズの世界に置き換わっていて、カバー曲だというのはちょっと聴いただけでは判らないかも。

「テイキン・イット・トゥ・ザ・ストリート」について

個人的にはドゥービー・ブラザーズのオリジナルのアレンジの方が断然良いと思いますが、このアルバムの中に入れる為にはあのアレンジは必然なんでしょうね。実はこのアルバムにこの曲が入っている事は全然知りませんでした。クインシー・ジョーンズが取り上げるという事は当時の世間一般の評価が高かった(ヒットもしたみたいだし・・)もしくは業界関係者の評価が高かったんでしょうね。それだけマイケル・マクドナルドって凄いミュージシャンなんでしょうね。今はどうか知らないけど。

試聴できます。

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