こんなバンドもアメリカ発なんですね。アメリカっぽくないような気がするんだけどそんな所が逆にアメリカっぽいような気がしたりして。
なんだか最近アコースティックな感じがベースでジャズ、ポップス、ソウル、ロックのテイストをうまくミックスした感じって微妙にアメリカ発で結構聴くような気がします。ヴォーカルのレイチェル・プライスはジャズヴォーカリストとしてそこそこの知名度がある人みたいですね。基本的な編成はヴォーカル、ギター兼トランペット、ウッドベース、ドラムとかなりスカスカな感じなのですが(当然スタジオ録音では鍵盤系、ホーン系入ってますが・・)ライブを意識しているのかそんなに音は厚くしていません。そのかわりという訳ではないのですが全員がコーラスができてそのコンビネーションの良さが結構心地良いです。
どういう趣旨の企画かは判りませんがこのアルバム全曲カバーらしいです。(と思ったのですが1曲オリジナルがあるみたい)特筆したいのはウィングスの「Let Me Roll It」を演っているんですよねー。最近ウィングスって再評価されているんでしょうか?少なくてもポールマッカートニーは再評価されてますよね。本人が今だに元気でライブ活動してるって事もあるかと思いますが・・。
若手が最近ポール・マッカートニーのウィングス時代の曲をカバー曲としてセレクトしているような気がします。ホール&オーツの「Rich Girl」を取り上げているのもさすがです。ホール&も最近再評価されてますよね。ダリル・ホールが音楽バラエティ番組?をやっている関係でしょうか。
1. Faith
2. Clear a Space
3. I Want You Back
4. Rich Girl
5. This Magic Moment
6. Let Me Roll It
なんとレイチェルがギター弾いています。まあ、ご愛嬌のレベルですが。