ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク等、ジャンル関係なく好きなアーティスト、アルバムについて語りまくります。

チャック・レイニー「ザ・チャック・レイニー・コーリション」

フュージョンブームの幕開けを感じさせる記念碑的作品

あのグルーブマスターチャック・レイニーの初リーダー作です。(1969年録音)メンツはもうお馴染みって感じなのですがエリック・ゲイル(g)、コーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(p.org)、バーナード・パーディ(ds)、ウォーレン・スミス(pec)、モンテゴ・ジョー(cga)、その他数名って感じでほぼ「スタッフ」と同じメンツです。実際スタッフで演奏している曲も一曲収録されています。

70年代の音楽的潮流を先読みしたアルバム?

このアルバムなにが凄いって70年代に到来するフュージョンブームの先駆けとなった作品であり、当時表舞台に出る事がなかった彼らに(一応チャック・レイニー名義ですが)プロデューサー主導ではなくミュージシャン主導で制作した点でしょうね。これはプロデューサーのゲイリー・マクファーランドに先見の明があったからでしょう。
60年代後半(といってもぎりぎりっですが・・)の演奏としてはかなりモダンでお洒落だったかもしれません。

このアルバムがスタッフの音楽的なルーツ?

良くも悪くもスタッフと同じ感じでリズム隊(バーナード・パーディ、チャック・レイニー)が違うとこんなに違うんです、という事がよく分かるアルバムです。スタッフ結成の5~6年前なので比べるのもどうかなという感じもありますが・・・
コーネル・デュプリーとエリック・ゲイルのギターはもろスタッフって感じです。リチャード・ティーは抑えめな感じです。クルセイダーズにちょっと近いノリがあるような気がします。

リーダー作だけあって演奏でぐいぐい引っ張ってます。

チャック・レイニーの演奏はもう、かなりはち切れてます。かなりがんばってます。ファンは必聴の演奏でしょう。かなり暴れてます。ジャコ・パスやマーカス・ミラーとは全く違う方法でしっかり自己主張している感じがします。個人的には歌ものを1曲か2曲入れて欲しかったのですが敢えて入れなかったんでしょうね。

曲目紹介

1. Eliose (First Love)

2. How Long Will It Last

3. Genuine John (Colors)
4. The Rain Song
5. Got It Together

6. The Lone Stranger
7. Harlem Nocturne / Zenzile
8. It’s Gonna Rain
9. Theme From Peter Gunn

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